自生してきたヒメオドリコソウについて調べてみた

by keiko

君の名は?

キャンディプリンスとヒメノオドリコソウ

チューリップ区画、結構隙間だらけだったところが、見事にヒメオドリコソウで満ち満ちてる。

踊り子のように見えること、かつサイズが小さいので姫踊子草と名付けられたとのこと。

私は個人的にはルックスはあまり好みではない(^^;;。もこもこっとして植物というより生物っぽい。なんというか怪獣を思い出させる。小さいんだけど。。。なんかもりっとして気色悪い。(ごめんね、でもそう感じてしまうねん(^^;;)

よくホトケノザと間違われるということだけど、全然違うやん。間違いようがないと思うねんけど。ただ、ヒメオドリコソウをホトケノザ、と書いているテキストを持ってます。なので、似ている、というより、名称に関し混乱してる、ということかと。

これも薬草?と調べてみました。

学名Lamium purpureum
英名Red deadnettle
和名ヒメオドリコソウ(姫踊子草)
別名・流通名サンガイグサ(三階草)
科名シソ科
属名オドリコソウ属
原産地ヨーロッパ
日本での主な生息地本州

可憐な見た目に反して繁殖力が極めて高く、在来種の生育を阻む厄介な存在として駆除されることもある、とのことですが、わかる気がする。

私が好みでないのは、なんか我が物顔に生息してるからなのか? もっと可愛らしい花あるのに、なんか、嫌なの、いやほんと個人的な意見です(笑)

 

種子に蟻を誘引する白い付属体が付いている

ヒメオドリコソウは「アリ散布植物」といって、アリに種を運んでもらう事によって生息域を広げるという変わった特性を持っているらしい。

これは種子に「エライオソーム」という蟻を蟻を誘引する附属体がついているから。

それゆえに繁殖力が高いんですね。

食べられるのか?

ヒメオドリコソウはシソ科の植物で、食べることができます。

よく洗い、あく抜きの処理を施したうえで「天ぷら」「胡麻和え」「おひたし」などに調理すると美味しく食べることができるようです。

ただし葉は揉むと悪臭がするだけでなく、微毛が生えており食感が良くないためしっかりと下処理をしましょう、とのこと。

ピンクの花をつまみとって基部を吸ってみると花の蜜の甘さを感じられるようです。

薬効は?

日本古来の品種ではないので、日本ではあまり野草として使われてきていないようですが、欧米では主に、収れん、発汗、利尿、下剤や止血を目的に用いるようです。

外用には、乾燥した葉を止血のための湿布に利用したり、新鮮な葉をつぶして切り傷などに用いるとか。

発汗や利尿を促進する目的で葉をお茶にして飲んだり、近年ではアレルギーを制御し、低減するための補完的な治療オプションとして利用されたりもしているようです。

もう少し詳しい情報では、ゲルマクレンDという成分を持っていて、これが抗菌、抗炎症、鎮静作用があるとか。

これゆえ、乾燥させてお風呂に入ると鎮静作用が期待できそう。

服用の方法としては、直接食べたり、乾燥してお茶にして飲んだり、エタノールに漬けて成分を抽出したチンキ剤にするようです。

乾燥してお風呂にいれてみた

乾燥させた後の香りは、うん、シソ科ですね!

ほんのりいい香りがして、見た目から来た嫌悪感は和らぎました(笑)

そして、食べてみてもいいかも、とまで思えてきました。

ヒメオドリコソウの花言葉

ヒメオドリコソウの花言葉は「陽気」「愛嬌」「快活」「春の幸せ」

見た目からでしょうかね?
私は好みじゃないんですけどね(しつこい(笑))

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