オオイヌノフグリについて:和名は瑠璃唐草。こっちのほうがかわいいね。

by keiko

君の名は?

3月に入って突如ガーデンを埋め尽くした青くてかわいい野草。

オオイヌノフグリですね。
5月に入ってだいぶ少なくなりましたがまだ少し咲いています。

ちょっと前にさんざんヒメオドリコソウはあんまり好きでない、と書きましたが、このオオイヌノフグリは可愛くて大好き(笑)

色も綺麗!くすみなし!

これも薬効あるかな?と調べてみました。

  • 植物名 オオイヌノフグリ
  • 学名 Veronica persica
  • 和名 オオイヌノフグリ
  • 別名 瑠璃唐草(るりからくさ)
  • 英名 Veronica persica
  • オオバコ科クワガタソウ属
  • 原産国 ヨーロッパ原産
  • 越年草

オオイヌノフグリの出どころと特徴

明治の初めにヨーロッパから日本に伝わってきた帰化植物。日が暮れるとしぼむ1日花だそう。

なんと!花の命1日の儚さ!

日本古来の種にイヌノフグリがあり、それよりも大きいのでオオイヌノフグリ。犬のフグリ(陰嚢)に似ている、ということからこの名になったとか。

それはこの花の可愛さには、なんだかな名前ですねぇ(^^;;

和名は瑠璃唐草だそうで、そらそのほうがこの子に相応しい名前ではないでしょうか?(笑)

アリとの共生

オオイヌノフグリの種にはアリが好む甘い物質エライオソームがついていて、アリが運んで拡散しているそう。

スミレやカタクリなども同様で、長い年月をかけてアリとの共生関係を築いている植物のひとつだそう。

薬としてのオオイヌノフグリ

全草を、解毒や腎臓病に用いる、とのこと。生薬名は腎子草。

喘息や鼻づまりなどに薬効があるとされ、お茶として飲まれたりもしているようです。

が、詳しいことはあまり情報出てないですね。

食用は可だけど、まずい、苦い、とありました。

てんぷらにした方の談では、「まあ苦くもないし食えますねえ。」とのこと。

花言葉

『信頼』『神聖』『清らか』『忠実』

学名が、聖書に登場する聖女ベロニカと同じ綴りであることから、彼女にちなんで、「信頼」「忠実」「清らか」という花言葉を持つようになったそうです。

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